著者: 平井 通宏
出版社: オーム社 (2007/02)
ISBN-10: 4274203638
ISBN-13: 978-4274203633
発売日: 2007/02
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繁体字(台湾)翻訳版
この本は、日本の大手電機メーカの大型コンピュータ輸出に22年間たずさわり、世界5大陸40ヶ国で総計1,100回を越えるプレゼンテーションを英語で行ってきた筆者が、自らの経験に基づきまとめた入魂の書で、日本人技術者向けのプレゼンテーション・ガイド兼自習書です。最近多く発行されている先達の優れた類書を研究の上、次のような特徴を打ち出し、第一線のエンジニアにとって真に使いやすく頼りになる、英語技術プレゼンテーション参考書の決定版を目指しました。
この本は3部から構成されています。第1部は、プレゼンテーションのガイドラインで、技術者だけでなくほぼすべての職種の人が普遍的に使えるノウハウおよびルールを解説しています。これらは、英語だけでなく、日本語のプレゼンテーション作成にもほぼ共通に適用できます。第2部は、プレゼンテーションで使う英語を、特に技術的表現に焦点を当ててまとめたものです。第3部は、具体的なプレゼンテーションの例を、スクリプト(台詞)つきで示し、実務にたずさわる人の参考に供します。
経済のグローバル化が進む今日、英語でプレゼンテーションを行う機会がますます増えており、本書はそのニーズに充分応えるものです。
筆者は、(株)日立製作所にて汎用大型コンピュータの開発設計に33年間従事し、そのうち、22年間は輸出にたずさわり、世界各地で英語のプレゼンテーションを多数こなしてきました。これらの経験を通し、自分を含めた技術者の英語能力不足を目の当たりにするとともに、能力向上のための適切な英語コースおよび参考書の少なさを痛感してきました。プレゼンテーションに関しては最近、理科系向けの参考書がいくつか出版されてはいますが、特定の狭い専門分野に限定されていたり、反対に技術とはあまり関係ない一般英語の視点から書いてあったりして、大多数の技術者が遭遇する実務とはややかけ離れているという歯痒さが感じられました。そこで、自らの経験を基にし、現場から拾った即戦力となる表現を中心にして書き下ろしたのがこの本です。また、一般「常識」の限界を指摘したり、一般の類書で触れていない実務ノウハウも多数提供しております。英語表現については、外国語研修所のベテラン英語教師に磨きをかけてもらい、ネイティブ・スピーカー英語として安心して使えるレベルに引き上げてあります。より多くの技術者に読んで頂ければ幸甚です。
-「技術士」2007年8月号を一部修正して転載