平井 通宏 , フランシス・J. クディラ (共著)
出版社: オーム社
ISBN-10: 4274197352
ISBN-13: 978-4274197352
発売日: 2004/08
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繁体字(台湾)翻訳版
この本は、20数年にわたって大型コンピュータ処理装置の輸出を技術面で指揮したエンジニアが、30数年もの間日本の英語教育に取り組んできた米国人教育者の協力を得て、テクニカル・ミーティングに頻出する英語表現および必要なノウハウを、使いやすくまとめた入魂の書です。前半は、テクニカル・ミーティングの代表的かつ共通的な局面毎の有用表現をまとめてあり、いわば基礎編として位置づけられます。後半は、日本のハイテク企業が外国の会社にソフトウェア開発を委託(アウトソーシング)するという想定に基づき、開発プロジェクトの進行に沿って起こるさまざまな場面を、一連のスキットで表し、一種の連続ドラマに仕立てたもので、応用編として位置づけられます。
この本は類書に見られない次のような特徴を備え、技術者向け英語本の新しい地平を開くものです。
経済のグローバル化が進む今日、産業界では、学校英語や一般英語を超えた、専門分野で外国人とコミュニケートできる実践的な英語の必要性が叫ばれています。本書は、エンジニアが外国人と会議を通して仕事を進める上で役に立つ英語を効果的にまとめて、そうしたニーズに応えるものです。
筆者は、(株)日立製作所にて汎用大型コンピュータの開発計に33年間従事し、その間、輸出、IT用語国際規格制定等の業務を経験、その後同社外国語研修所長を4年間務めました。これらの経験を通し、自分を含めた技術者の英語能力不足を目の当たりにするとともに、能力向上のための適切な英語コースおよび参考書の少なさを痛感してきました。特にミーティング関連についてはコースや教材が乏しく、あったとしてもその多くは英語教育専門家による一般的な内容で、第一線の技術者が遭遇する実務とはかけ離れているという歯痒さが感じられました。そこで、自らの経験を基にし、現場から拾った即戦力となる表現を中心にして書き下ろしたのがこの本です。英語表現については、日本で英語教育30余年というクディラ氏(語学学校クディラ・アンド・アソシエイツ代表取締役社長)に磨きをかけてもらい、ネイティブ・スピーカー英語として安心して使えるレベルに引き上げてあります。より多くの技術者に読んで頂ければ幸甚です。
-「技術士」2005年6月号を一部修正して転載